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1611話

「母さん、良かった、安大壮が帰って、お父さんとお兄ちゃんも戻ってきたから、私もう行くね」そう言いながら、楊苗は部屋を出ようとした。

周韻はふと、自分の下半身がまだ裸であること、そして安大壮が今夜放った精液は昨夜よりも量が多く、詰めていたティッシュがすっかり濡れてしまっていることに気がついた。さらに重大なことに、シーツにもかなりの跡がついている。もし楊軍が今夜気まぐれに彼女と一緒に寝ようとしたら、大変なことになるではないか?

「ちょっと待って、苗苗、今夜はここで寝なさい!早く上がってきて、お母さんと一緒に寝るの!」周韻は慌てて娘の楊苗を呼び止めた。夫が今夜彼女と寝るのを阻止するには、これ以上...