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1356話

「あ、そうだ!夢玲の治療が終わったらちょっと私の事務所に来てくれないか?市役所だ、前に来たことあるだろう?」

「はい、問題ありません。遅くとも1時間後には伺います」安大壮は笑いながら答えた。

電話を切ると、楊夢玲が尋ねた。「壮、王中国が何のために呼んでるか分かる?」

「さあ、何だろうね!考えるのはやめて、俺たちの楽しい時間が先だ。さっきのは気持ち良かっただろ?」安大壮はいたずらっぽく笑った。

「もう、悪い人。いつだって気持ちいいわ、この悪い子。私たちの薬、もうすぐなくなるんじゃない?そろそろ山に行かなきゃね?」

「うん!小倩ママの薬もなくなりそうだから、明日には薬草を採りに行かないと。外に出た...