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1125話

「こんな状態でも眠れるなんて?まだ離れてないの?離れたら彼は折れちゃわないかしら?」張文娟は好奇心からふたりの下半身を覗き込もうとしたが、安大壮の体に遮られてしまった。彼の逞しい体を見つめ、張文娟は崇拝の念を抱いた。

「これぞ真の男の体だわ。こんなに筋肉が発達して…」実際、安大壮は普段から鍛える必要もない。女を抱くだけで十分だった。彼のような多くの女性を持つ男は、毎日何時間も営みを続けるのだろう。そしてその時間は腹筋や腰の筋肉を鍛えるのに非常に効果的なのだ。

見たかった場所が見えないことに少し落胆したが、このまま諦めて立ち去るのも悔しかった。

今日が一番安全な日だと彼女は知っていた。夫は...