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96話

李大宝は片手で朱倩倩の胸を掴み、もう片方の手で彼女の下半身へと容赦なく伸ばした。朱倩倩は身をよじらせ、顔を真っ赤に染め、潤んだ唇を開いて叫ぼうとした。

その様子を見た李大宝は冷笑し、あっさりと朱倩倩から手を離した。「いいよ、朱倩倩。一人でここで遊んでなよ。俺は行くから」

朱倩倩は思わず焦り、慌てて叫んだ。「スマホ返して!」

李大宝は口を尖らせ、軽蔑した口調で言った。「俺様のスマホだぜ。なんで貴様なんかに渡さなきゃならねぇんだよ、淫乱女が」

彼は罵詈雑言を吐き捨てると、もはや朱倩倩など相手にせず、森の外へ向かって歩き出した。ところが思いがけず、朱倩倩が駆け寄ってきて李大宝に抱きついた。真...