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68話

李大宝は林霏霏の体をきつく抱きしめ、両腕で彼女の身体を拘束した。その弾力に富んだ柔らかい物が、自分の腕の下で形を変える感触に、彼は何とも言えない心地よさを覚えた。

美貌で言えば、林霏霏と周青青を比べれば周青青の方が上かもしれない。だが、こういった部分に関しては、周青青など林霏霏の前では足元にも及ばないのだった。

普段から林霏霏の体つきは李大宝の目に入っていた。彼女は診療所では布地が多すぎると思っているのか、とにかく涼しい格好ばかりしていた。何度か彼女が物を拾おうと身をかがめた時、李大宝は片手では掴みきれないほどの豊満な胸の谷間を目にして、目玉が飛び出しそうになったほどだ。「今にも溢れ出しそ...