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500話

「こ、この声、もしかして李大宝がまたあの行為に励んでいるの?」

その廊下にいたのは葉茹芯だった。彼女は李大宝に用事があって階上に来たのだが、部屋で李大宝を見つけることができず、代わりにトイレから聞こえてきたこの声を耳にしてしまった。彼女の頬は次第に赤く染まり、美しい瞳に恥じらいと苛立ちの色が浮かんだ。

「このバカ、性欲魔人になったの?どうしてこんな…こんなことばっかりしてるの?」

彼女は廊下の先にあるトイレを見つめ、中から聞こえる女性の声が次第に高まっていくのが聞こえた…あんなに大きな声で叫ぶなんて、本当にそんなに気持ちいいのだろうか?葉茹芯の心の中で好奇心が湧き上がってきた。男と女があ...