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420話

李大宝は隣のトイレに目をやると、パッと顔が明るくなった。彼は手を伸ばして秦雪の白い体を抱き上げた。彼女の柔らかな体が熱く火照り、その小さな手は絶えず李大宝の股間を撫で回していた。その感触に李大宝の体も次第に熱くなってきた……

トイレの入り口まで秦雪を抱えてきた時、彼は壊れた部屋のドアを見て眉をしかめた。秦雪の体内に入った春毒を解くには、今はただ一つの方法しかない。それは彼女と一つになることだ!

だが秦雪の今の様子では、二人がことを始めたら簡単には終わりそうにない。もし誰かが入ってきたら厄介なことになる。

李大宝は少し考え込むと、ふと懐の迷魂丹を思い出した。彼は陶器の小瓶から迷魂丹を取り出...