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32話

情に溺れた朱金霞は今や李大宝に自分を弄んでほしいという一心だけで、すでに正常な理性を失っていた。李大宝の言葉に希望を見出し、慌てて頷いた。「大宝、おばさんを気持ちよくしてくれるなら、あなたの好きなようにしていいわよ。ねえ、おばさんがくわえてあげようか?」

くわえる?

この言葉は李大宝にとって初めて耳にするものだった。彼は少し好奇心を抱き、朱金霞に「くわえる」とは一体どういう意味なのかを尋ねた。すると朱金霞の鳳眼には恥じらいの色が浮かび、説明し始めた。

朱金霞の話を聞き終えた李大宝はよろめき、もう少しで転びそうになった。おやじの骨も踊るぜ、そんなもんを口でするなんてことがあるのか?

しか...