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277話

李大宝はしばらく呆然としていた……これは、この娘はどうして自分と曲慶鈴のことを知っているんだ？まさか……まさか先ほどのことを見られてしまったのか？

あの時、曲慶鈴はかなり大きな声を出していたし、李大宝の注意はすべてあの淫らな女のことに向いていて、外の様子には全く気を配っていなかった。まさか陳月に見られていたとは……

実は、陳月も昨晩李大宝からあの話を聞いた後、男女の間で行うそういうことに少し興味を持ち始めていた。男と女が一体どうやってそれをするのか、あの恥ずかしいこと……彼女は一度もしたことがなく、見たこともなかった。

たまたま隣の伯父と伯母の部屋から物音が聞こえてきたので、好奇心から密...