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248話

KTVの個室から、美しく魅惑的な軽い喘ぎ声が漏れていた。その中に小艶の甘い笑い声と、恥ずかしげな言葉が混ざっている。

二人が気持ちよさに浸っていた矢先、外から慌てた叫び声が突然聞こえてきた。続いて急いだノックの音が響き、雄兄は眉をひそめながら小艶の体から離れた。

「何があったんだ?」

彼は眉を寄せ、小艶の豊満な尻を軽く叩きながら、少し不機嫌そうな表情を浮かべた。このクソガキども、自分が大事な時だってわからないのか、こんな時に何のノックだ。

しかし口では穏やかに笑いながら言った。「横になって待ってろよ。すぐ戻ってきて続きをしてやるからな……」

小艶は妖艶な笑みを浮かべ、潤んだ目には色気...