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240話

程五は足を踏み出し、顔を曇らせながら再び突進してきた。今度は心中に警戒心を抱きながら、素早く近づきつつ、李大宝の動きを注意深く観察していた。

「こいつ、さっきは何の技を使ったんだ？俺の玄技『破山拳』をあんなにも簡単に防がれるとは！」

実は彼も最初から玄技を使っていたのだ。李大宝に対しては少しも油断できなかった。先ほど自分の若旦那を助けるために体内の玄気を大量に消費してしまったし、あの瞬間、李大宝が一体どんな手段で音もなく若旦那を気絶させたのか、はっきりと見ることができなかった。

もし、この小僧が突然自分にもあの不思議な玄技を使ってきたら、自分も若旦那と同じように突然気を失ってしまうのでは...