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176話

李大宝は個室のドアを引くなり雪と共に中に滑り込み、すかさずドアを閉めた。

狭い個室の中には、李大宝と秦雪の二人だけが残された。

秦雪はちょうどスカートとパンツを半分ほど下ろしたところで、魅惑的なお尻が半分ほど露わになり、その奥の艶めかしい光景がほのかに見えていた。

トイレのドアの音に気づいて、彼女はハッと固まり、しばらくして我に返った！小さな口を開き、「あっ！」と声を上げた。

だが彼女が声を上げた途端、斜めから伸びてきた手が彼女の口をぴたりと塞いだ……

秦雪はもごもごと声を押し殺し、目を見開いて突然現れた李大宝を見つめた。大声で叫ぼうとしたが、彼の大きな手に口を塞がれ、まったく声を出すことがで...