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14話

王翠芬の鼻から小さな吐息が漏れた。その一声に李大宝は血が沸き立つような興奮を覚え、彼の股間は水路の壁に強く押し付けられていた。

しかし、もっと興奮したのはその後だった。なんと王翠芬は石鹸を李大宝が最も探りたいと思っていた場所へと滑らせたのだ!

あの小さな吐息はまさにその瞬間に発せられたものだった。

実のところ、これは王翠芬を責められることではなかった。周小海は普段から遊び人で、結婚当初は王翠芬に優しかったものの、二年と経たないうちに浮気を始め、ある時には性病まで持ち帰ってきた。それ以来、王翠芬は周小海と一度も寝室を共にしていなかった。

久しく男と触れ合っていない王翠芬は我慢の限界に達していた。...