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117話

王欣の美しい瞳には信じられないという表情が浮かび、李大宝のあの巨大な物を見つめながら、小さな口を半開きにして完全に呆然としていた。彼は…あんなに大きいなんて?

王欣は古溪鎮では上層部の人間だった。かつてはそういった経験もあったが、その後は春風大酒店の経営に心血を注ぐようになり、そういったことへの関心は徐々に薄れていった。とはいえ、あの行為に興味のない女性などいるはずもない。

彼女のような年齢になっても、自分が強すぎる性格のせいで結婚せず、その方面の満足は得られないままだった。真夜中に目覚めるたび、彼女は自分の両手だけを頼りに、恥ずかしいことをして自分を慰めるしかなかった。

しかし今、李大...