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39話

ここまで思い至ると、私はもう躊躇わなかった。少女の体を優しく向かせると、思わず唇を寄せた。耳たぶ、頬、顎と、そして徐々に下へと降りていく……

岚姉さんに教わったテクニックは確かに効果的だった。この道のプロを相手にしても引けを取らず、すぐに彼女の情熱に火をつけることができた。

「お兄さん、もうやめて…私、耐えられない…」少女は身をくねらせながら、両手を自ら私の腰に回した。

今回は手を抜かず、全力を尽くした。この少女の心を掴むには、彼女を満足させなければならないことを知っていたからだ。言い古された言葉だが、自分が満足するためには、まず相手を満足させなければならない。そうでなければ、自分自身が...