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381話

この瞬間、私の心の中はもう爽快感でいっぱいだった。真夏の暑い日に冷えたビールを飲むよりも心地よく、まるで長い干ばつの後に恵みの雨に遭遇したような気分だ。さっきまでの憂鬱な気持ちは一気に吹き飛んでしまった。

おそらく人間とはそういうものなのだろう。誰もが他人の失敗を見るのが好きで、特に自分が落ち込んでいる時は、周りの人間が不幸に見舞われることを望んでしまうものだ。

だが、李暁雯の無力な姿を思うと、胸がチクリと痛んだ。一瞬、忍びないという気持ちが湧いてきたが、彼女からの侮辱や「このクソ野郎」という言葉を思い出すと、心がまた硬くなった。くそっ、「最も毒なのは女の心」という言葉は李暁雯にぴったりだ...