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360話

正直に言って、林盼盼の寝姿は魅惑的だった。丸まって眠る姿は赤ちゃんそのもので、長いまつげは黒い小さなブラシのように、かすかに揺れていた。

残念ながら、今の私にはそんなことに気を配る余裕はない。目的ははっきりしていた。あの場所が本当にピンク色なのか紫色なのか、この目で確かめたかったのだ。

そっと林盼盼の足を開きながら、私の心臓は喉元まで昇りつめていた。まるで泥棒のように、息を殺し、秘密を探りながら、同時に彼女の顔を観察し、うっかり起こしてしまわないよう細心の注意を払った。

ついに決定的な瞬間が訪れた。最も重要な場所を見つけると、まるでそこに潜り込みたいかのように、目を一瞬たりとも離さなかっ...