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321話

「何でもないさ。今夜はクラブに行く時間がないって言ったじゃないか?ちょうどいい、彼女を連れてきたんだ。どうせ同じことをするなら、場所なんてどこでもいいだろう?それに、彼女は経験少ないし、俺だけだしな。どうした?まさか兄貴の俺を嫌ってるんじゃないだろうな?あぁ、本当は彼女の今日の初めてをお前にあげようと思ってたんだが、お前が来るのが遅すぎたんだよ。さっきは我慢できなくてな、だから……」張川の目には淫らな色が満ちていたが、それ以上に私には読み取れない冷たさがあった。

「兄弟、俺たちは男だろう。遊びに来たんだから、そんなに気にするなよ。この前のあの女みたいに、前は何人にヤられたか分からないけど、お...