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274話

「へへへ、兄貴にはこの秘密、絶対内緒だぞ」劉三魚は神秘めいた様子で言った。「こいつを手に入れたらさ、好きなだけ長持ちできるんだ。マジで最高だぜ。それにな……」

劉三魚は左右を見回してから続けた。「肝心なのは、一回終わってもすぐに二回目ができるってことなんだ。これが一番重要なんだよ。そうじゃなきゃ、デートのたびに損してるようなもんだからな」

くそっ、どんな薬がそんなに効くんだ?

俺の心が動いた。自分がもうダメになっていることを思い出し、俺もそれを試してみたらどうだろうかと思った。

だが、心の中ではそう思っても、口には出さず、平然を装って言った。「劉さん、もう自力じゃダメなの?薬に頼るよう...