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240話

「見たいの？見て楽しいんでしょ！」私が言い終わらないうちに、李総は突然立ち上がり、そして一気に足を振り下ろして私の顔面に向かって蹴りを放った。

その動作は、まさに絶妙だった。ただ、今の私にそんな動きを鑑賞する余裕などあるはずもない。

くそっ、これが当たったら、俺は終わりだ！

スカートの下の光景を堪能する間もなく、私は慌てて身をかわした。

だが、李総のスピードは本当に速かった。速すぎて、私は体をずらすのがやっとで、急所をかろうじて避けられただけだった。

ハイヒールを履いた李総の足が私の肩に重々しく命中し、私は身長が180センチ近くあるにもかかわらず、その一撃で「どさっ」と膝をついてしま...