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211話

「どうしたんだ?触らせてくれないのか?」桑明は白影を引き寄せると、そのまま触り続けた。

「あ、あなた、何をするの」白影は抵抗し始めた。

「何を逃げてるんだ?この淫売め。俺はお前の夫だ、お前を弄ぶ権利がある」桑明は下卑た笑みを浮かべた。

「触らないで。あなたは三日も帰ってこなかったじゃない、外で若い女優と浮気して」

「なんだと?誰がお前に俺のことを管理する度胸をくれたんだ?俺が女優と遊んでいるのは、お前が優しくないからだろう?今日はお前に妻の務めを教えてやる」桑明はそう言いながら、浴槽から立ち上がり、白影を一気に抱き上げ、浴室を出た。

「放して、放してよ」白影は必死に抵抗した。心の傷が...