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126話

「服を脱がせろ」と彼は言った。

私は一瞬固まり、ゆっくりと手を上げて、彼の軍服のボタンを外し始めた。一つずつ、また一つずつ。軍服の上着を脱がせ、さらにシャツのボタンを外し、ゆっくりとシャツを引き下ろした。

彼の逞しい体が目の前に現れた。繊細な鎖骨、引き締まった胸筋、白く引き締まった肌。私はそれを見つめながら、顔が熱くなり、呼吸が荒くなった。

彼は目を離さず私を見つめていた。私のすべての表情を。私の恥じらい、私の夢中さ、私の渇望を。

「続けろ。なぜ止まった?」彼は私を見つめ、その眼差しはまるで私を食べてしまいそうだった。欲望の炎を湛えて。

私の顔はさらに赤くなった。震える指で次の動作を続けた。

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