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698話

「あぁ、なんて気持ち良いの!」柔らかくも力強い愛撫が、股間から全身へと瞬く間に広がっていく。

顧小珺の手は胡連馨たちのような繊細さはないものの、その豊かさの中に砂のような粒子感があり、触れると驚くほど心地よかった。

まるで粒子付きのコンドームのように、その摩擦に思わず漏れる呻き声。股間はさらに大きく膨らんでいく。

「あっ!顧小珺!助けてくれ!」全身の血が上気するのを感じた。自分では見ていなくても、今の自分の目が血走っていることはわかっていた。その視線に顧小珺は抗えないはずだ。

私の視線は顧小珺を捉えて離さない。彼女は心配そうに私を見つめ返し、その青白い顔には興奮と恥じらいが満ちていた。...