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696話

女という生き物は、虚しさを感じ始めると本当に手に負えなくなるものだ。特に張姉さんは今、その極限の虚しさの縁に立っていた。張軍のあの追いつけない卑猥な姿を見て、思わず腹が立ってしまった!

彼女は全身に溢れる虚しさを抑えながら、足をきつく閉じ、張軍を押しのけた。「どうなってんの?人間のふりしてるけど!出してきたのが小さいじゃない!キュウリ以下ね!キュウリの方がまだ持続力あるわよ!」

張姉さんは手強い女だ。彼女の考えは単純明快だった。あたしゃあんたが大強兄貴だろうが何だろうが知ったこっちゃない!もう人生の折り返し点を過ぎた女が遊びに出るのは、気持ちよくなるためでしょ!

張軍は自分が小さいことを...