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683話

張軍は呆然とした。

言うのも恥ずかしく情けないが、張軍はそれなりの大人の男なのに、日本のアダルト映画以外では、女性が絶頂を迎える姿を見たことがなかったのだ!

妻の楚琳は結婚したばかりの頃こそ恥じらいもあったが、徐々に二人の関係は不協和音を奏で、彼女はまるで死んだ魚のようになってしまった。

顧小珺はベッドでは賑やかに声を上げたが、張軍にはその声があまりにも作り物に感じられ、時には自分がまだ挿入もしていないのに騒ぎ始め、思わず殴りたくなるほどだった。

こうして、女性の絶頂は張軍の悪夢となっていた。

「俺は女が絶頂を迎えるのを見たいと願いながら、いつも失敗してきた。絶頂どころか、本当に気持ち良くなっ...