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682話

男性にも敏感な部位がある。女性に劣らない敏感点が、実に多く存在するのだ。

張軍は明月にそう囁かれ、耳がとろけるような痒さを覚えていた。まるで電流が耳から全身に走り、体中が震えるような感覚。股間の「小さな虫」も、かつてないほどに元気を取り戻していた。

張軍はもともと技術が拙かった。江涵の体に触れる動きは、まるで虐待のような乱暴さで、彼女に心地よさを感じさせるどころか、快楽などとはほど遠いものだった。

しかし江涵が与える刺激は的確だった。私がその場にいたなら、きっと「手強い相手に出会ったな」とため息をついていただろう。

張軍は下半身がどんどん大きく、どんどん気持ちよくなっていくのを感じてい...