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669話

私は頷いた。「心配しないで、近日中に必ず時間を作るよ!」

二人が話し終えたとき、胡若梅の声が遠くから聞こえてきた。「真真?!私の色魔!どこにいるの?!」

なんてこった!胡若梅の「私の色魔」という言葉を聞いて、思わず飛び上がりそうになった。

この胡若梅!これじゃあ会社で顔向けできないじゃないか!俺がどこが色魔なんだよ!

会社のベテランたちに比べれば、俺はまだ筋を通してる方だぞ!

少なくとも誰彼構わず手を出すわけじゃないし、女性に対しても敬意を払っている。あの良心のかけらもない連中みたいに、弄んだ挙げ句に金や気持ちまで騙し取るようなマネはしない!

俺の女性たちには、いつだって真心を捧げている...