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570話

「はいはい、服着て」私は顾小珺に服を着せながら優しく声をかけ、からかうように言った。

顾小珺は私の言葉を聞いて、恥ずかしさと感動が入り混じり、涙がぽろりとこぼれ落ちた。

「おいおい、なんで泣くんだよ」顾小珺のその様子を見て、私は少し心が痛んだ。

「あたしゃこれまでどれだけの男を抱いたか分からないけど、本物の男は一人もいなかった!触らせてすらもらえなかった!」顾小珺は嗚咽混じりの掠れた声で、潤んだ瞳で諦めきれない様子で私を見つめながら言った。「私だって...普通の女よ、普通の欲求だってある。あなたのソレが大きいのは分かってる。だから...見せて、触らせてくれない?」

顾小珺の言葉は心から...