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523話

「この小悪魔め!誰にそんな悪いことを教わったんだ?」私はそう言うと、佳佳のぷりっとした尻を強く叩いた。「こらっ、懲らしめてやるぞ!」

「あんっ!痛いっ!」佳佳はその一撃でしびれるような快感を覚え、心の中ではさらに興奮して、もっと叩いてほしいとすら思っていた。潤んだ瞳で私を見上げる。

車が人気のない会社に猛スピードで入ると、もう我慢できなくなっていた私はブレーキを踏み、佳佳を助手席に押し倒した!

「ちょっと、待って」佳佳は私の暴れる手を掴んで止めた。「先に教えて、私と胡連馨や胡若梅と比べて、誰が一番美しい?」

「え?そんなこと重要か?」私は歯ぎしりした。この娘め、もう弓の弦が引き絞られて...