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513話

「ふん!車の運転を教えるだけで、よくもまぁ調子に乗れるわね、いつでも自慢したがって!」胡若梅は鼻を鳴らした。

「これはね、君たちが今後ギアを間違えないようにと思ってのことさ」私は余裕の表情で胡若梅を一瞥し、目に色気を滲ませながら言った。「初心者にとって、シフトレバーというものは間違えやすいからね。万が一、違うところに入れちゃったら、壊れちゃうでしょ?」

「はいはいはい、ご親切どうもありがとう!」私の言葉が終わる前に、胡若梅の顔はすでに首筋まで真っ赤になっていた。彼女は私のズボンの股間をシフトレバーと間違えて握ってしまった場面を思い出し、恥ずかしさのあまり車のドアを開けて飛び出したいほどだっ...