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445話

「もう、この死んだ鬼、いい思いをしておいて調子に乗るんだから」

小晴はそう言って、私を可愛らしく睨みつけると、悪さをしていた私の手をはたき落とした。

「もういいでしょ、ふざけるのは。さっさと片付けて、寝るわよ」

「何を急いでるんだよ。もう一回どう?まだいけると思うけど」

私の言葉に小晴は吹き出し、冬眠しているかのような私の大蛇を一瞥すると、色っぽい表情で意地悪く言った。

「無理でしょ、見なさいよ。あなたの弟くん、もう眠っちゃってるじゃない」

男として、女性に「ダメね」と言われるほど堪えることはない。私も例外ではなかった。

だから、ニヤリと笑いながら小晴を抱き寄せ、下半身を彼女の平らなお腹...