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398話

自分の態度が少し失礼だったことに気づき、私は慌てて腰を曲げ、そうすることで恥ずかしさを隠そうとした。「べ、別に何も考えてません」

そう言って、立ち去ろうとしたが、視線を走らせた瞬間、両目が丸く見開かれた。

自分のある部分に熱い視線が釘付けになっているのを感じ、まるで透かして見られているかのように、胡若馨の可愛らしい顔が再び赤く染まった。

「趙さん、何を見てるんですか？」

「お前、馨ちゃん、暑いのか？」

そう言いながら、私は指を差した。

胡若馨の愛らしい顔には瞬時に二つの紅潮が広がり、雪のように白い首筋までもが紅く染まった。

なぜなら、私が指差した方向はまさに彼女の胸元だったからだ...