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367話

「うんうん。早く手を引っ込めて、誰かに見られたらどうするの?早く」

妻は力なく言いながら、すでにぐったりした体をさらに骨抜けのように私の身体に寄りかけ、私の腕の中に崩れ落ちた。

その様子を見た私は、手を引っ込めるどころか、むしろ彼女の赤く潤った、小さく開いては閉じ、急ぎ気味の息遣いを漏らす唇に、そのまま口づけをした!

たちまち、妻は甘い吐息を漏らし、力なく何度か身をよじらせた後、もう抵抗せず、私の好きにさせていた。

柔らかさを味わいながら、両手で牛のように滑らかで柔らかな肌と、柔らかさの中にほんのり硬さを秘めた豊かさを感じていると、下腹部に邪な炎がじわじわと上がってくるのを感じ、瞬く間に全身に...