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36話

「これはすべて私の推測だが。」

ドアの隙間を見ようと振り返る勇気はなかった。義理の妹と目が合ってしまい、恥ずかしくなって彼女が立ち去ってしまったら最悪だからだ。

部屋のドアは私と妻の横にあり、妻もドアの外に誰かがいることを知っていて、頑なに顔を反対側に向けていた。彼女の視線はちょうどドアに背を向けている。

少し頭を回すだけでドアの隙間に本当に誰かいるのか確認できるのだが、どれほど好奇心に駆られても、その欲望を抑えて見ないようにした。

私は意識を妻だけに集中させ、全力で彼女の奥深くまで突き進んだ。一度一度の出入りが異常なほど激しい。私の動きに合わせて。

妖艶な妻は途切れることなく甘い声...