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27話

「はい!お姉さんとお兄さんとちょっと話してるだけだよ!」張彬の声は慌ただしさに満ちていた。

彼は肖晴が部屋に入ってきて、この異常な状況を発見することを恐れていた。

「あんなにお酒飲んで、まだ気分悪いの?水でも飲む?それとも先に部屋に戻って休んだら?僕とお兄さんの話が終わったらすぐ戻るから!」張彬は必死に冷静さを保とうとした。

しかし、欲望を捨てきれない彼は、布団越しに妻の艶やかな身体を撫で続けていた。

「気分悪いの、ちょっと付き合ってよぉ」義理の妹が甘えるような声がドアの隙間から聞こえてきた。

張彬は手を動かす勇気もなくなった。もし彼女が入ってきたら大変なことになる。

彼は急いで返事をし、義...