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243話

「バーは二人のために特別に上品な個室を用意していた。中には長いソファが置かれており、二人が部屋に入った瞬間、小雯はすぐに力なくソファに崩れるように座り込んだ。

この時、すでに二度の小さな絶頂を迎えていた彼女の意識は少し落ち着いていたものの、心の奥底ではまだ一筋の熱が徐々に醸成されており、さらに強烈な爆発が訪れそうな予感があった。

張剛と二人きりでいる状況に、彼女の表情には葛藤と恥じらいが浮かんでいた。しかし先ほどの光景が脳裏によみがえるたび、心は欲情の炎に包まれ、息遣いは荒くなり、時折張剛を見上げては、秘所がまた微かに蠢き始めるのを感じていた。

「義姉さん、僕を苦しめるね」張剛の眼差しは...