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238話

体に波状に走る電気のような快感が全身を襲い、彼女の裸体には欲情の赤みが広がった。絶頂が一瞬にして訪れる。

「あっ」と高らかな嬌声を上げた瞬間、見知らぬ男のそれが彼女の口腔の最奥まで突き入れられた。秘所には無数の快感が集中し、今にも爆発せんばかりだった。

しかし、まさにその時、強子は突然自分のものを引き抜いた。

「うぅっ」一瞬、小晴の秘所が強く収縮したが、そこにあるのは空虚と苦しみだけだった。秘所の中で爆発寸前だった快感は突然止まり、ただ溜まり続け、彼女を苦しめた。

濡れた唇が震え、まるで欲望と懇願を表すかのように。

「わたし、あぅん」小晴は見知らぬ男のそれを口から解放し、大きく息を荒げた。赤く...