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95話

「激しい刺激の下で、僕の理性は欲望に容赦なく踏みにじられていた。王麗の脚を熱い視線で見つめ、舐めたいという衝動さえ湧いてきた。幸い我慢できたけど、もし舐めていたら、これからどうやって王麗と顔を合わせればいいのか分からない」

「どう考えても、僕たちの間には越えられない身分がある。頭の中で想像することはできるし、一人きりの時に自分で解決することもできる。でも王麗との間で、あの禁忌を破ることだけは絶対にできない」

「この点については、お互い心の中でよく分かっているはずだ」

だが王麗の体は既に僕の脳裏に根を下ろし、芽を出していた。自分で処理するときはいつも、彼女の雪のように白く、しなやかな体を想...