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858話

「やめてよ、大丈夫だって、誰にも見られないから。このままじゃ俺、我慢できないよ」私は焦って言った。

彼女は桜色の唇を軽く噛み、不安げに振り返りながらも、また私のものを手で扱き始めた。私は全身の力を抜いて、この官能的な瞬間に身を委ねた。彼女の手の動きが速くなるにつれ、あそこから微妙な感覚が伝わってきた。

「早く出して、恥ずかしいから」張笑笑は話しながら、あたりをきょろきょろと見回し、誰かに見つかるのではないかと怯えていた。こんな公共の場所では、いつ誰が入ってくるかわからない。見られでもしたら、張笑笑はもちろん、男である私だって恥ずかしさに耐えられないだろう。

「そんな気持ちのこもってない動...