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701話

「毎日の予約客は全部後回しになってる。いつまで待つことになるかは計算してないけどな。例えば璐璐の場合、今彼女を指名したい客は一週間後まで待たされる。それに今はやり方が碧水浴場とは全然違う。外に出て一晩中付き合うだけで、短時間のサービスみたいな無駄なことはやらない」

「さっき分けたお金は璐璐たちが稼いだ分だけで、バー全体の収入じゃない。まあ、経済面のことは白楽に聞けば分かるよ。彼はきっと全部把握してるから」

私は微笑んで旭兄を見た。「どんなやり方でもいいけど、一つだけ絶対に守ってほしいことがある。お酒の販売でコミッションがあるからって、酒托のような卑劣なことはするな。自分の実力で一本売れたら...