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682話

「優しい彼女は、こんな露骨で挑発的な言葉を口にすることは滅多にない。耳にしてしまうと、下半身はさらに硬くなって苦しいほどだ」

「小麗姉さんが力強く腰を下ろすと、パンツの上からでも、あの勢いよく立ち上がった巨龍が秘所に押し当てられるのを感じた。深くは入っていないものの、きつく締め付けられる感覚さえある。小麗姉さんは激しく叫び声を上げた。『あっ……』」

「姉さん、やめて」

「僕は彼女を強く押し退けた。こんな状態で行為に及ぶつもりはない。それに心の中では分かっていた。彼女がこうしているのは、外にいる江峰を怒らせたいだけなのだと」

「小麗姉さんは涙で潤んだ目で僕を見つめた。『小剛、あなたは姉さ...