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650話

旭兄が私に視線を送り、三爺のことを彼に話すよう促した。

「少し躊躇した後、私は深呼吸して苦笑いしながら江峰に一部始終を話した。彼は非常に冷静で、ただ『うん』と一言返しただけで、『バーで待っていろ、俺が行くから』と言った」

「いつも自分では解決できない問題に直面すると、無意識のうちに江峰に相談してしまう。心の奥底には常に『どんな問題でも江峰なら解決してくれる』という確信があるからだ。これは盲目的な崇拝かもしれないが、彼はいつも私に安心感を与えてくれる。どんな最悪の状況でも、彼がいれば落ち着かない心がすぐに静まるのだ」

「電話を切ると、私は力なくソファに身を預けた」

「小剛、いつかお前は俺の...