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452話

「江峰のあの息も、だいぶ落ち着いてきていた。

「家に戻ってすぐ、自分の部屋に閉じこもって、誰が話しかけても応じなかった。彼が何で小麗姉さんと言い争いになったのか分からないけど、もう一度同じ状況になっても、俺はやっぱり手を出すだろうな」

誰にも彼女をいじめさせない。

それがどれだけ自分勝手だとしても。

「ソファに座って、タバコに火をつけた。鼻は痛くてズキズキして、まだ血が出ている。体中が痛くて、骨がバラバラになりそうで、座ったら動きたくなくなった。小麗姉さんは忙しそうに動き回って、首の後ろに水を含ませて、頭を上げるように言った。そうすれば鼻血が止まるからと」

「それから、Tシャツを脱がせて、部屋...