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448話

「すぐに、麗姉さんの口から安定した呼吸が聞こえてきた。疲れてソファで眠ってしまったんだ。彼女の可愛らしい顔を見ていると、僕の心臓は早鐘を打った。あまりにも美しい」

「ここ数日、彼女の気持ちはずっと沈んでいた。バーを手伝いに行く以外は、普段はソファに横になってテレビを見ているだけだった。江峰もずっと戻ってこなかったが、三日後になってようやく、疲れ切った顔で唐菲菲を連れて家に帰ってきた」

麗姉さんは彼と一言も交わさず、二人の関係は非常に冷え切っていた。その光景を見て喜んでいたのは、むしろ唐菲菲のほうだった。

「心の中では、僕も彼女と江峰が別れることを少し期待していた。そうすれば、僕は堂々と麗...