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119話

「僕は一瞬固まり、かなり頭が冴えた。思わず尋ねた。『何のストッキング?』」

「王麗は唇を引き締め、しばらくして言った。『あなたが私のストッキングを使って…その…していたこと、知らないと思った?それはダメよ、小剛。約束して、もうしないって』」

頭皮がぴりぴりして、地面に穴でもあれば入りたい気分だった。まさか自分のしていたことが、王麗に全部知られていたなんて。

「僕は頷いた。『麗姉さん、君があまりにもセクシーで、見るだけで変な妄想をしてしまうんだ。手伝ってくれないか、本当に狂いそうだよ』」

酒の勢いと興奮が重なり、今の頭の中には発散したいという衝動しかなかった。

王麗はしゃがみ込み、小さな手で僕の...