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1009話

「ふるえるほど腹が立って、張笑笑に向かって指を差し、しばらく歯ぎしりしてから口を開いた。「い、いいよ、お前はやるな」」

「俺は食わねえよ、腹減ってねえし」

「帰る前に、浩子の頭を思いっきりぶん殴った。「浩子、こんなちっぽけなもので買収されたのかよ？くそ、何なんだよ」」

浩子は顔を上げて俺を睨みつけた。彼も動かなくなった。「てめえのじじいがよ、痛い目見たいのか？もう一回やってみろよ、できるもんならな？」

俺は深呼吸を二回した。兄貴は殴れないわけじゃない、お前みたいなのと同じ土俵に立ちたくないだけだ、わかるか？

浩子が手を出す前に、俺は急いで階段を駆け上がり、自分の部屋に戻った。腹の中は...