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979話

集団の社員食堂は高層ビルの中上階に設けられていた。王小丫が趙三斤に説明したところによると、蘇社長の考えで、食事は心から楽しむべき時間であり、食堂を高層階に配置することで、疲れた社員たちに遠くを眺めながら心を休める時間を提供するという狙いがあるのだという。

食堂はとても広く、同時に三百から五百人が食事をしても問題ないほどだった。一フロア全体を改装して作られたものだけあり、料理の種類も非常に豊富で、標準的な「三菜一湯」（おかず三品と汁物一品）の構成をはるかに超えていた。

三人が食堂に入ると、ちょうど蒋政と出くわした。趙三斤がおごるというのだから、当然しみったれたことはできない。彼も誘って一緒に...