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558話

完成品の機械の前に立ち、趙三斤はガラスカバー越しに綿布の上に静かに横たわる四つの丸薬を見つめた。彼の口元がわずかに緩み、満足げな表情を浮かべている。

「成功しましたか?」自社の製品ではないため、薬材が丸薬になったとはいえ、韋嫻はそれが合格品かどうか断言できなかった。すべては趙三斤自身の判断を仰ぐ必要があった。

軽く頷き、趙三斤は何も言わなかった。

バスト増大薬を機械から取り出すと、薬草が混ざり合い、不純物が取り除かれた薬の香りが一気に広がった。わずか四粒だけだったが、まるで百草園の中にいるような感覚を覚えた。その薬の香りの透徹さは、人を魅了し、心を奪うほどだった。

「これが本当にバスト...