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430話

「どうせみんな信じないって分かってたよ」趙三斤は白目を剥くと、同時に頭を下げて葉芷陌の胸元にある二つの大きな「お椀」をちらりと見て、笑いながら言った。「口だけじゃ証明にならないし、どうしてもってんなら……陌陌、ちょっと動かないでいてくれよ。少し触らせてもらうから。気持ちよすぎて、もう止められなくなるぞ」

「あんた!」

「ちょっと触るだけだって。安心しろよ、服を脱がなくていいし、ズボンも脱がなくていい」

「夢でも見てるの?!」

葉芷陌の目は丸くなり、怒りで眼球が飛び出しそうになっていた。その瞳は氷と炎の二重奏のように、冷たい視線の中に熱い感情が燃えていた。

葉芷陌の胸元の二つの「お椀」...