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200話

孫柔は趙三斤の厚かましさに完全に負けていた。本当に。

今や孫柔は全身を粽のように縛られ、まったく抵抗する術がなかった。実際、趙三斤が本当に彼女のブラを捲り上げたいなら、ただ単に捲り上げればいいだけなのに。それなのに趙三斤ときたら、捲り上げる前にわざわざ孫柔に一言断りを入れ、しかも相談するような口調で、まるで孫柔が首を振れば捲り上げるのを止めるかのようだった。

これはまさに売女の癖に貞女の碑を建てようというようなものだ!

「もし私が、嫌だと言ったら?」名利の世界を渡り歩き、比較的前衛的な考え方を持つ女性である孫柔でさえ、趙三斤のこの厚かましい質問に少し顔を赤らめていた。

趙三斤はさらりと...